top of page
  • 執筆者の写真KoEmo

人生初森山大道の東京 ongoing

東京都写真美術館に行った。

たまに、思い出したようにいく写真美術館。

夫が突如行こうというので行ってみた。


猛暑。サウナにいるようなモワンとした空気。

目を細めずにはいられない、攻撃的な光の世界。

サンダルを履いた足に容赦無く熱い光線が当てられる。

目の前を歩くしかできない。そんな東京。

恵比寿まで、バスで行った。


一部のエリアでは写真が撮れたので、記念にパシャリ。





そこで見た光景は、とにかく力強い線の東京だった。

版画を思い出させるスナップショット。

カメラで現実を撮っているはずなのに、しかも最近の東京を撮っているはずなのに、

まるで20年前の光景を見ているかのような錯覚を覚える。


人が多い東京にもかかわらず、女性が一人でフェンスの向こうに立っている。


コートをたなびかせて、一人男が風俗街に歩いていく。


そんな何気ないスナップショットなのに、

なぜだろう、懐かしくて泣きたくなる。

吸い込まれるように、眺めていた。


帰り道。同じ道をバスで通った。

猛暑の中歩く人々。東京。

現実の世界を見ているはずなのに、

私だけ取り残されて、古い過去を見ているような感覚に襲われた。


夫に、「(あなたにとって)芸術の定義は?」と聞いた。


夫は「人間の認識を覆すこと」と答えた。


久々に本物の芸術作品を見た気がする。



閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page