top of page
  • 執筆者の写真KoEmo

順天堂大学医院、それは超効率化された自律型ハイテク病院だった

20週の妊婦検診で、初めて順天堂大学医院にお邪魔した。


正直、任天堂みたいな名前だな〜くらいの印象しか持っていなかったのだが、

入り口から医療の最前線であることを感じた。


入り口には老人たちが行き交い、常に救急車が入ってくるサイレンの音がする。


人、人、人で、まるでディズニーランドかっていうくらいの混み具合。

でも、ディズニーと異なるのは、みんな神妙な顔をして。


自動受付機があったので、恐る恐る試してみると、通った。


画面には、4階に行けとのことだったので、とりあえず行ってみた。


するとお小水と体重血圧を事前に測らなければならなかったようで、

受付の人にはとりあえず体重血圧を測るようにと言われた。


場所を聞くと突き当たりを左。


一度しか言わない、言えないような忙しさなのだろう。

受付の人は興味を失ったようにまた忙しそうに作業を始めた。


え、どこだろう。


戸惑いつつも、私は、こういうぶっきらぼうなところに好印象を持った。


もちろん不誠実なぶっきらぼうはイラっとするが、患者だからと言ってお客様扱いせずに、自分でできる範囲はなんとかしてくださいね、と言った対応は、逆に好奇心をくすぐる。


探検するような気持ちで恐る恐る歩いてみると、体重計と血圧計が置いてあり、謎のペンが置いてある。

なんだろう。多分体重と血圧を記録するんだろうけどどこに記録するんだ。


すると慌ててやってきた研修生が、お小水について自信がなさそうに案内をしにやってきた。


「あの、血圧と体重って、どこに記録するんですか?」と聞くと

「多分母子手帳です」


その「多分」というのがまたなんだかくすぐったくて、ちょっと面白かった。


書き方もわからず、血圧の紙が出てきたので、とりあえず裏に体重を記載しておいた。


すると今度は先輩の看護婦がやってきて、お小水について案内し、「お小水取り終わったら中待合室で待っていてくださいね」と言って足早に去った。


うん、中待合室ってどこだ?


みると診察室の前にベンチが置かれており、何人か座っている。


これのことか・・・?


とりあえず半腰になりながら座りかけると、また呼び出される。

エコー検診。


診察室に入ると、先生も画面を見ていて、看護婦もパタパタと忙しそうだ。目の前には台が置かれている。

多分これに寝転ぶんだよね?


「あの〜ここに寝るんでいいんですよね?」

「はい」


質問をすればちゃんと返ってくる。


「そうしたら下を脱いでください」

「!?!?え、あの、脱ぐってどこまで。。。?」

「恥骨くらいまでですね」


待って、恥骨ってどこだっけ。

全然わからないままズボンをじりじりと下ろすと、一定の場所で手早く紙ナプキンのようなものを当ててくれた。

ああ、ここが恥骨らへんなのね。


そのあと寡黙な先生が静かにお腹の中の赤ちゃんをエコーで見てくれた。

何かを測っているのだが、どこの部位だか全くわからない。

たまに赤と青の血流のような3D映像が現れ1人私は静かに動揺した。

先生は冷静に何かを測っていた。

とりあえず問題はないのだろう。


すると突然ヌッと赤ちゃんの顔がくっきり出てきた。


目を瞑っている様子で、唇も切れていない。

眠っている表情は私より夫に似ているかもしれない。

女の子の可能性が高いと言われた。


に、人間だ〜〜〜〜。小さい人間や〜〜〜。


先生には、顔の写真と、足の裏の写真をもらった。


そのあとも面談などを終え、母子手帳を返してもらった。


「今度から母子手帳に血圧と体重を事前に測って書いておいてくださいね」

「あ、はい。すみません」


そうやって母子手帳をみると、さっき測った血圧と体重が書かれていた。

血圧はともかく、体重は裏面に書いただけなのに、意味を汲み取ってくれていた。

さ、さすがや。


看護婦さんが一人一人自律的に動いていて、患者にもそれを求める姿勢。

うん、好印象を持ちました。

閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

母になるということ

子供が生まれたら、女は母になる。 なんて嘘だ。女は、子供を産んだ後、気づいたら母になっているのだ。 私が小さい頃、まだ3歳の頃だろうか。 母が美味しそうにコーヒーを飲んでいたことを覚えている。 ブルーの透明のコーヒーカップ。その中に漆黒のコーヒーが溜まっている。 その美しさたるや。どんなにコーヒーとは美味しいのだろうかと小さいながら夢見ていた。 そしてある日、母がコーヒーを机の上に置いたまま、一瞬

育児が大変?仕事が大変?育児と仕事の比較方法

夫婦間でよく見られる、育児の方が仕事より大変だ論。 育児をやってみて思った。育児と仕事。これは比較できるものではない。 なぜなら、育児と仕事、使う脳も動き方も全く異なるからだ。 育児は、全て突発的に物事が動き、都度判断しながら、 一つのことに充てられる時間が30分以内で刻まれる。 それに対して、仕事は事前に計画ができ、 一つの作業に30分以上費やすことができる一方で、クオリティが求められる。 こん

Comments


bottom of page